リベルサスで痩せない4つの理由|ダイエット効果を発揮する重要ポイントも解説

「ダイエットが上手くいかず悩んでいる…」

「リベルサスに興味はあるけど、本当に痩せられるの?」

ダイエットを頑張っても、思うように体重が落とせず悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
リベルサスに興味はあるけれども、ネットで痩せないという情報を目にすると不安で一歩踏み出せないという方もいるかもしれません。

ここでは、リベルサスのダイエット効果や痩せないといわれる理由、痩せるために必要な注意点ついて詳しく解説します。

リベルサスとは

リベルサスはヨーロッパやアメリカを始め、日本でも「2型糖尿病治療薬」として使用が承認されています。比較的効果が長く続き、低血糖が起こりにくい内服薬です。

リベルサスには食欲を抑える働きがあるため食事摂取量が減り、結果として体重が減少し痩せやすくなります。

血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を促し、同時に血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制する作用があるため、血糖値を安定させることが可能です。

また、注射をする必要もないため、注射が苦手な方や痛みに弱い方にとっても続けやすいといえるでしょう。

リベルサスで痩せないといわれる4つの理由

リベルサスを服用しても痩せないといわれる理由は、おもに以下のとおりです。

服用方法が適切でない

正しい用量や指定された服用方法を守らなければ、リベルサスの効果が十分発揮されません。
たとえば、処方された用量より少なく服用したり、服薬のタイミングを不規則にしたりすると、期待される結果を得られないことがあるため注意が必要です。

また、個人の体質や基礎疾患によっては、効果が異なる場合も考えられます。

運動していない

運動不足は、基礎代謝の低下や筋肉量の減少につながります。
結果的にカロリーの消費が下がり、体重減少が遅れかねません。

リベルサスには、食欲を抑え基礎代謝を向上させる働きがあります。
ただし、「運動によるカロリー消費が加わった方が、ダイエット効果が高まるでしょう。

食生活を改善していない

食生活が乱れていると、リベルサスの効果を引き出せません。
高カロリー・高脂肪・高糖質の食品を過剰に摂取している場合、薬の効果が相殺されることがあるからです。
過食や間食が多い生活では、カロリー摂取過多となり、体重減少を妨げる原因となります。

そもそも長期間服用する必要がある

リベルサスは食欲減退や血糖値を安定させるなど痩せやすい体づくりをサポートするものなので、効果を実感するためには、時間がかかります。
効果は徐々に現れるため、短期間での効果は期待できません。
長期間の服用が前提であるため、医師と相談しながら継続的に治療することが重要です。

リベルサスで期待される3つのダイエット効果

リベルサスで期待されるダイエット効果について、詳しく見ていきましょう。

過剰な食欲を防ぐ

リベルサスには、血糖値を下げるインスリンの分泌を活性化させる働きがあります。
血糖値が安定すると急激な空腹感が減少するため、食欲を感じにくくなります。
食欲のコントロールが可能になり、健康的な食生活を維持しやすくなることが特徴です。

満腹感が続く

リベルサスは、GLP-1と呼ばれるホルモンの作用を模倣します。
GLP-1は、食事後に自然に分泌されるホルモンです。
満腹感をもたらし、食事量を自然に抑える効果があります。
リベルサスによる作用の模倣によって少量の食事でも満足感が得られるため、ダイエット効果につながります。

体重管理がしやすくなる

リベルサスを継続的に服用することによって、長期的に体重管理がしやすくなります。
リベルサスには摂取カロリーを減少させるだけでなく、一部の研究では脂肪の燃焼を促進する可能性も示唆されています。
摂取カロリーより消費カロリーが多ければ痩せるため、ダイエットのサポート効果が期待されています。

リベルサスで痩せるために大切な3つのポイント

リベルサスで痩せるためには、薬を服用するだけでは不十分です。
以下の3つのポイントを押さえることが重要といえるでしょう。

正しく服用する

リベルサスの効果を引き出すためには、まず正確な服用方法を守ることが必要です。
医師の指示に従い、処方された用量を正確に守り、指定されたタイミングで服用してください。
不適切な服用方法は、薬の効果を低下させる原因になります。

空腹の状態で、起床時・朝食前に内服しましょう。
1回1錠をかみ砕かず、コップ半分の水でそのまま飲んでください。

生活習慣を見直す

リベルサスで痩せるためには、生活習慣の見直しが欠かせません。
定期的な運動を取り入れ基礎代謝を向上させることで、カロリー消費を促す必要があります。
たとえば、ウォーキングや軽い体操、階段の昇り降りなど、無理なく続けられることから始めると良いでしょう。

また、バランスの取れた食生活を心がけ、高カロリー食品や糖分の摂取を控えることが重要です。
たとえば、普段の食事で蒸し野菜やサラダなどを多目に取り入れたり、スナック菓子は控えて果物に置き換えたりするなど工夫してみましょう。
生活習慣の改善は、ダイエット効果を高めることにつながります。

服用を継続する

リベルサスによる体重減少の効果を実感するには、継続的な服用が必要です。
短期間での効果を期待せず、長期的な視点で治療を受けることが大切です。

リベルサスを1日3.0㎎内服することで持続的に体重が減少したとの研究結果も示されています。
定期的な診察と医師の指示のもと、長期的なスパンで痩せることをゴールに治療を続けてください。

リベルサスでダイエット治療する際の注意点

リベルサスでダイエットする場合、治療を始める前にいくつかの重要な注意点を理解しておく必要があります。

<治療の流れ>

まずは、お申し込みフォームに必要事項をご記入ください。
ご予約の日時にお電話口でオンライン診療を行います。処方薬はお申込みいただいた住所宛てに発送します。

<治療期間・回数・費用>

リベルサスの治療は、公的保険が適用されない自由診療です。

リベルサス 3㎎ 30錠¥4,200(税込¥4,620)
リベルサス 7㎎ 30錠¥12,800(税込¥14,080)
リベルサス 14㎎ 30錠¥16,700(税込¥18,370)

※最初に1日1回3mgを4週間服用、4週間ごとに7㎎・14㎎と段階を踏んで増量していく
※最大投与量は14㎎まで、7mgで効果が出た場合はそのまま継続投与する

<リスク・副作用>

  • 急性膵炎、下痢・便秘、悪心・嘔吐、腹痛、浮動性めまい、頭痛、食欲不振、味覚異常などの副作用が起こる可能性があります。
  • 甲状腺腫瘍のリスクを増加させる可能性があります。特に、甲状腺癌のリスクが高い方や家族歴がある方は注意が必要です。
  • 重度の胃腸障害、膵炎・甲状腺疾患の既往、低血糖を起こす可能性が高い方(糖尿病・妊娠中または2カ月以内に妊娠を予定している・授乳中)は服用できません。

リベルサスを服用したダイエットに興味がある方は「おおしま皮膚科」へご相談ください

リベルサスを使用したダイエットを効果的にするためには、医師の指示に従った正しい服薬と食事・運動などの生活習慣を見直すことが大切です。
ダイエットが上手くいかず悩んでいる方は、渋谷駅前おおしま皮膚科までお気軽にご相談ください。

当院におけるオンライン診療のご利用方法は、こちらをご確認ください。

【渋谷駅前おおしま皮膚科院長|大島昇 監修】


「リベルサスについて」

未承認医薬品等(異なる目的での使用)

リベルサスは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されています。
しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。

入手経路等

国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。

・国内の承認医薬品の有無

国内で肥満治療の効能・効果で承認されているGLP-1製剤はありません。

・諸外国における安全性などに係る情報

GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。